常敬寺 (新潟県上越市) 親鸞聖人の孫・唯善上人開基

常敬寺の開基・唯善は、親鸞聖人の末娘・覚信尼と小野宮禅念の間に
生まれ、異父兄・覚恵と確執が生じ、大谷廟堂の土地を巡って紛争が
生じている。
唯善は下総関宿に西光院を建立したが、西光院は転々と移り蓮如上人に
よって常敬寺となり、1666年現在地に落ち着いている。
現在、関宿(千葉県野田市)には浄土真宗本願寺派の常敬寺もある。

覚恵は大谷廟堂の留守職となり、その子・覚如が本願寺を開創している。
大谷廟堂を巡る覚恵・覚如と唯善の確執は大谷紛争と呼ばれている。

<新潟県のお寺一覧>

(1)寺名:常敬寺(じょうけいじ) 
(2)住所:新潟県上越市寺町2-7-28
(3)山号:中戸山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開山:唯善 (6)開創:1284年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2011年5月5日

画像
                  山門

画像
                  本堂


この記事へのトラックバック