林泉寺 (新潟県上越市) 上杉謙信ゆかりの寺

1497年越後守護代・長尾能景(上杉謙信の祖父)は父・重景の供養のために
春日山城の麓に林泉寺を開創し長尾氏の菩提寺とした。
1536年謙信の父・為景が亡くなると、幼少の謙信(長尾虎千代)は林泉寺に
預けられ7年間学問を学んでいる。
謙信は春日山城と林泉寺が拠り所として戦国時代を戦い1578年急死している。

1601年上杉景勝が米沢に移封されると、林泉寺も米沢に移り上杉謙信の廟所
も米沢に設けられた。
上越市の林泉寺は一時衰退したが、高田藩主の支援を受けて上杉氏の菩提寺
として再興されている。

1997年には新しい本堂が再建され、春日山城址とともに上杉氏の歴史を
伝える役割を果たしている。

<新潟県のお寺一覧>

(1)寺名:林泉寺(りんせんじ) 
(2)住所:新潟県上越市中門前1-1-1
(3)山号:春日山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:曇英恵応 (6)開基:長尾能景
(7)開創:1497年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)惣門:市指定文化財 江戸時代初期
2)上杉謙信書翰:市指定文化財
3)山額(上杉謙信筆):市指定文化財
  <第一義>額(上杉謙信筆):市指定文化財
4)訪問日:2011年5月5日

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                  参道

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                  惣門

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                  境内

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                上杉謙信像
                <春日山城址>

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               春日山からの眺望


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