願得寺 (大阪府門真市) 蓮如上人ゆかりの寺

1475年吉崎御坊を退却後、摂津・河内などの布教に務めた
蓮如上人が1478年開創した古橋御坊を永禄年間(1558
~1570年)に、蓮如上人の第10男・実悟が引き継ぎ願得寺
としている。
元々、願徳寺は加賀鶴来に1508年蓮悟(蓮如上人第7男)に
よって開創され、その後実悟が引き継いだが、願得寺が焼失し、
古橋御坊を引き継いでいる。

江戸時代には東本願寺の中本山格として扱われ明治時代初期まで
続いている。
本堂・山門などは江戸時代前期の建立で、門真市内では貴重な
文化財といえよう。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:願得寺(がんとくじ)<別称:古橋御坊>
(2)住所:大阪府門真市御堂町8-23
(3)山号:光明山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開山:蓮如上人 (6)開基:実悟
(7)開創:1478年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)伽藍
  本堂:府指定文化財 1665年
  鐘楼:府指定文化財 1624~44年
  山門:府指定文化財 1693年
  客間・書院・玄関・太鼓楼:国登録文化財

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                 山門

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                 本堂

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                 本堂

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                蓮如上人像

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                クスの木


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