浄国寺 (奈良県橿原市) 鎌倉時代の石燈籠

橿原市の浄国寺は、寛永年間(1624~44年)に開創されたと
伝えられているが、明治時代初期に真言宗の長法寺と合併し長法寺
となったが、その後再び浄国寺として浄土宗となっている。
現在は、旧長法寺の堂宇も残され、新しい本堂に阿弥陀如来が祀ら
れている。

旧長法寺の開創は不明であるが、旧長法寺の石燈籠に1316年銘
があることから鎌倉時代の開創と推定されている。
鎌倉時代末期になると、石燈籠が六角形の形から四角形に変化する
らしいが、旧長法寺石燈籠はその変化の初期の石燈籠といえよう。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:浄国寺(じょうこくじ) 
(2)住所:奈良県橿原市一町1204
(3)山号:報土山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:1624~44年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
(8)その他
1)石燈籠:重要美術品 1316年
2)石造層塔:元は十三重石塔 高さ367cm
3)訪問日:2011年2月5日


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                 山門

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                 大日堂
              <旧長法寺本堂>

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                大日堂絵馬

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                 石燈籠

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                石造層塔


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