長禅寺 (茨城県取手市) さざえ堂

取手市の長禅寺は、931年に取手競輪場(かっての大鹿原)近辺に平将門
によって開創されたと伝えられているが詳細は不詳である。
江戸時代前期に現在地に移転したといわれている。

長禅寺三世堂は<さざえ堂>形式になっており、内部は上り階段と下り階段
が別個にあり参拝者は交差することなく上り下りできる構造になっている。
この形式は江戸時代後期に東北・関東に建造され、現在では6ヶ所ほど
ある。中でも会津若松市の旧正宗寺三匝堂(飯盛山さざえ堂)は有名である。

<旧正宗三匝堂>参照

<茨城県のお寺一覧>


(1)寺名:長禅寺(ちょうぜんじ) 
(2)住所:茨城県取手市取手2-9-1
(3)山号:大鹿山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:平将門 (6)開創:931年 
(7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)三世堂(観音堂):県指定文化財 1801年再建 さざえ堂形式
2)小林一茶句碑:下総の四国廻りや閑古鳥
3)訪問日:2010年11月6日

(08-37)(00)長禅寺参道.JPG
                 参道

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                  山門

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                 三世堂

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                  本堂


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