大法寺 (長野県青木村) <国宝>三重塔
全国にある国宝三重塔は13塔を数えるが、ここ大法寺の三重塔は
<見返りの塔>と呼ばれ親しまれている。
これは、思わず振り返って再度見たいと思わせる美しさがある塔と
言われており、周囲の環境に調和した姿はまさにそれを物語っている。
前からも、山手の後ろからも見てみたい衝動にかられる。
特に、初重の平面広さが広いことから、二重・三重とのバランスが
絶妙であることにもよる。
三重塔は1333年大阪四天王寺の工匠によって建立されたことが
判明しているが、どうしてこの青木村のお寺に建立されたか興味が
つきない。
大法寺は701~703年に藤原鎌足の長子・定恵によって開創された
と伝えられているが、歴史的には不整合があり詳細は不詳である。
平安時代801~8010年に坂上田村麻呂の祈願で義真が再興した
とも伝えられている。観音堂の本尊・十一面観音の造立年代から
11世紀初頭には大法寺があったことは推定できる。
村里の山の中腹に展開する境内は探索の妙味をいやが上にも
盛り上げてくれる。
<長野県のお寺一覧>
(1)寺名:大法寺(だいほうじ)
(2)住所:長野県青木村田沢111
(3)山号:一乗山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:定恵 (6)開創:701~703年
(7)本尊:釈迦如来
(8)その他
1)伽藍
三重塔:国宝 1333年 高さ18.4m
観音堂内厨子・須弥檀:重要文化財 室町時代
2)仏像
十一面観音立像:重要文化財 10~11世紀 像高171cm
普賢菩薩立像:重要文化財 10~11世紀 像高107cm
3)鰐口:県指定文化財 1380年
4)カヤの木:村指定天然記念物 推定樹齢480年 高さ30m
5)訪問日:2010年11月7日
<国宝>三重塔
<国宝>三重塔
<国宝>三重塔
境内
観音堂
<重文>観音堂内厨子・須弥檀
<見返りの塔>と呼ばれ親しまれている。
これは、思わず振り返って再度見たいと思わせる美しさがある塔と
言われており、周囲の環境に調和した姿はまさにそれを物語っている。
前からも、山手の後ろからも見てみたい衝動にかられる。
特に、初重の平面広さが広いことから、二重・三重とのバランスが
絶妙であることにもよる。
三重塔は1333年大阪四天王寺の工匠によって建立されたことが
判明しているが、どうしてこの青木村のお寺に建立されたか興味が
つきない。
大法寺は701~703年に藤原鎌足の長子・定恵によって開創された
と伝えられているが、歴史的には不整合があり詳細は不詳である。
平安時代801~8010年に坂上田村麻呂の祈願で義真が再興した
とも伝えられている。観音堂の本尊・十一面観音の造立年代から
11世紀初頭には大法寺があったことは推定できる。
村里の山の中腹に展開する境内は探索の妙味をいやが上にも
盛り上げてくれる。
<長野県のお寺一覧>
(1)寺名:大法寺(だいほうじ)
(2)住所:長野県青木村田沢111
(3)山号:一乗山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:定恵 (6)開創:701~703年
(7)本尊:釈迦如来
(8)その他
1)伽藍
三重塔:国宝 1333年 高さ18.4m
観音堂内厨子・須弥檀:重要文化財 室町時代
2)仏像
十一面観音立像:重要文化財 10~11世紀 像高171cm
普賢菩薩立像:重要文化財 10~11世紀 像高107cm
3)鰐口:県指定文化財 1380年
4)カヤの木:村指定天然記念物 推定樹齢480年 高さ30m
5)訪問日:2010年11月7日
<国宝>三重塔
<国宝>三重塔
<国宝>三重塔
境内
観音堂
<重文>観音堂内厨子・須弥檀