遠江国分寺 (静岡県磐田市)

磐田市役所の北側に整備された遠江国分寺跡は1951年に発掘調査
が行われ、金堂を中心に七重塔・講堂・中門・回廊などを築地塀などに
よって囲み、東西180m・南北250mに達する規模の伽藍であった
ことが明らかにされ、特別史跡に指定されている。
金堂・七重塔跡には礎石がのこされている。

741年聖武天皇の詔により、全国66ヶ国68ヶ所に国分寺が建立さ
れたといわれている。
遠江国分寺がいつ建立されたかは不明であるが、奈良時代には建立
されたと考えられる。
その後、盛衰を経て、現在は薬師堂のみが史跡の一隅にある。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:遠江国分寺(とおとうみこくぶんじ)<正式名:国分寺>
(2)住所:静岡県磐田市見付3220-1
(3)山号:参慶山 (4)宗派:新義真言宗
(5)開基:聖武天皇 (6)開創:741年~ 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)遠江国分寺跡:国指定特別史跡
2)訪問日:2010年12月12日


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                 標石

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               遠江国分寺跡

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                 金堂跡

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                七重塔跡

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                 薬師堂


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