万福寺 (山梨県甲州市勝沼町) 杉の御坊

山梨県甲州市勝沼町のブドウ畑に囲まれて建つ万福寺は、600年頃
聖徳太子の命を受けて調子麿が開創したと伝えられているが詳細に
ついては不詳である。
1228年遊化した親鸞聖人に帰依した住職が1244年浄土真宗に
改宗している。
親鸞聖人が来られた時に、杉の箸を地面に挿して帰った後、その箸が
大木になったとの伝承から<杉の御坊>と呼ばれるようになり、
親鸞聖人ゆかりのお寺である。
江戸時代は数多くの伽藍を備えた大寺であった境内絵図が残されている。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:万福寺(まんぷくじ) 
(2)住所:山梨県甲州市勝沼町等々力1289
(3)山号:等々力山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開基:調子麿 (6)開創:600年頃 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)芭蕉句碑:1789~1801年に建立 <行駒の麦に慰むやどりかな>
2)ムクの木:県指定天然記念物
3)訪問日:2010年9月19日

1(19-42)(00)万福寺山門.JPG
                 山門

2(19-42)(00)万福寺ムク.JPG
           ムクの木

3(19-42)(00)万福寺馬蹄石.JPG
                 馬蹄石

4(19-42)(00)万福寺芭蕉句碑.JPG
                芭蕉句碑

5(19-42)(00)万福寺本堂2.JPG
                  本堂

6(19-42)(02)万福寺ブドウ畑.JPG
                ブドウ畑


この記事へのトラックバック