千光寺 (福岡県久留米市) 筑後の名門・草野氏の菩提寺

福岡県久留米市の耳納山地山麓にある千光寺は、1180年栄西禅師が
薬師如来・釈迦三尊を山中に祀り、白銀山千光院を建立したのに
始まると伝えられている。
宋から帰朝した栄西は筑後の主・草野永平の支援を得て1192年七堂伽藍
を建立し千光寺を開創した。
これは禅寺としても最古級といえよう。
その後盛衰を経て、1502年黙巌和尚が草野重永の招きに応じて中興し、
曹洞宗の寺として筑後・曹洞宗の中核寺となった。

アジサイ5000株が植生され、アジサイ寺と呼ばれている。
また、本堂裏手のキンモクセイ古木は推定樹齢500年以上ともいわれ、
日本一のキンモクセイとも言われている。

<福岡県のお寺一覧>参照

(1)寺名:千光寺(せんこうじ) 
(2)住所:福岡県久留米市山本町豊田2287
(3)山号:龍護山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:栄西禅師 (6)開基:草野永平
(7)開創:1192年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)梵鐘:県指定文化財 1377年
2)訪問日:2010年8月23日


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                 参道

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                 境内

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                  境内

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                 地蔵尊

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                 本堂

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                 梵鐘

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            キンモクセイ古木


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