慈眼寺 (山梨県笛吹市) <重文>鐘楼門・本堂・庫裡

山梨県笛吹市一宮町の桃畑に囲まれた慈眼寺の開創は不詳であるが、
甲斐では屈指の古刹と伝えられている。
文明年間(1469~86年)に宥日上人によって再興され、武田氏の祈願所
として栄えたといわれる。
しかし、1582年織田信長勢の兵火に遭い全焼している。
江戸時代初期に宥真上人によって再興されているが、その時再建された
本堂・庫裡・鐘楼門が現在も残り、重要文化財に指定されている。
なお、本堂は修理中で2013年に修理完了の予定である。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:慈眼寺(じげんじ) 
(2)住所:山梨県笛吹市一宮町末木336
(3)山号:金剛山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開創:不詳 (6)中興:宥日 1469~86年 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)重要文化財伽藍
  本堂:江戸時代初期
  鐘楼門:1650年
  庫裡:江戸時代初期
2)その他文化財
  星曼荼羅:県指定文化財
  梵書法帖:県指定文化財
  刺繍法華経:県指定文化財
  弘法大師像(画)、大日如来像(画)など5点:市指定文化財
3)石造光明真言碑:市指定文化財
4)訪問日:2010年9月18日

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               <重文>鐘楼門

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               <重文>庫裡

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               <重文>本堂(修理中)

(19-12)(00)慈眼寺参道.JPG
                 参道


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