観興寺 (福岡県久留米市) 九州西国三十三観音霊場第18番

福岡県久留米市の耳納山地山麓にある観興寺は、650年頃草野の豪族・
草野常門が千手観音を祀ったのが始まりと伝えられている。
境内の池から大宰府の都府楼(奈良~平安時代)と同じ観興寺の銘の入った
布目瓦が発見され、お寺の隆盛が偲ばれる。

草野常門が榧の霊木で千手観音を彫り祀ったと伝える<観興寺縁起>は
鎌倉時代の作で、重要文化財に指定されている。

日本の巡礼霊場でも歴史的に古いといわれる九州西国三十三観音霊場の
第18番札所である。

<福岡家のお寺一覧>参照

(1)寺名:観興寺(かんこうじ) 
(2)住所:福岡県久留米市山本町耳納2129
(3)山号:山本山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:草野常門 (6)開創:650年頃 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)九州西国三十三観音霊場第18番
2)観興寺縁起(画)2幅:重要文化財 鎌倉時代
3)訪問日:2010年8月23日


1(40-38)(00)観興寺参道.JPG
                 参道

2(40-38)(00)観興寺山門.JPG
                 山門

3(40-38)(00)観興寺観音堂(本堂).JPG
               観音堂(本堂)

3(40-38)(00)観興寺観音堂(本堂)2.JPG

4右に釈迦堂左に納骨堂(40-38)(00)観興寺釈迦堂(右).JPG
             右に釈迦堂 左に納骨堂

5カヤの木(40-38)(00)観興寺カヤの木.JPG
           カヤの木

6(40-38)(00)観興寺七重石塔.JPG
           七重石塔


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