大練寺 (滋賀県大津市) 練貫の井

滋賀県大津市の琵琶湖疏水の近くにある大練寺は876年円海和尚によって
開創されたと伝えられている。

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                  山門

境内には<大津三名水>の一つ練貫水の井戸があったが、1887年の
琵琶湖疏水の掘削工事で水脈が切断され、現在は井跡が残されている。
伝承では天智天皇はこの水で練った絹の衣を着用されたことから、この
水を練貫水と呼んだといわれている。
また、豊臣秀吉はこの水で点てたお茶を好んだといわれている。
<大津三名水>
  三井寺の閼加井、逢坂関の走り井、練貫井

<大津市のお寺一覧>

(1)寺名:大練寺(だいれんじ) 
(2)住所:滋賀県大津市三井寺町9-3
(3)山号:泉涌山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:円海 (6)開創:876年 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)練貫井跡:大津三名水
2)十六羅漢像(画)12幅:重要文化財 鎌倉時代
3)訪問日:2006年9月2日

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                  本堂

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                 練貫井跡

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