塩沢寺 （山梨県甲府市） 厄除け地蔵

山梨県甲府市の湯村温泉にある塩沢寺は、８０８年弘法大師空海が巡業中に
この地を訪れ湯村温泉を開き、地蔵菩薩を祀ったのが始まりと伝えられている。
その後、空也上人が９５５年開基となって塩沢寺としてスタートしたと言われている。

本尊石造地蔵菩薩は厄除け地蔵として篤い信仰を集めている。
毎年２月１３・１４日に行われる厄除け大祭は多くの参拝者が訪れ、
湯村温泉も大いに賑わうらしい。
本尊を祀る地蔵堂は室町時代末期のもので重要文化財に指定されている。

＜山梨県のお寺一覧＞

（１）寺名：塩沢寺（えんたくじ）　
（２）住所：山梨県甲府市湯村３－１７－２
（３）山号：福田山　（４）宗派：真言宗智山派
（５）開山：弘法大師空海　（６）開創：８０８年
（７）開基：空也上人　９５５年　（８）本尊：地蔵菩薩
（９）その他
１）本尊石造地蔵菩薩坐像：県指定文化財　鎌倉時代末期　像高１５２ｃｍ
２）地蔵堂（本堂）：重要文化財　室町時代後期　銅板葺
３）無縫塔：県指定文化財　１３７４年
　　阿弥陀種子板碑：県指定文化財　１３５０年
４）舞鶴の松：県指定天然記念物　推定樹齢４５０年以上
　　シラカシ林：市指定天然記念物
５）訪問日：２０１０年９月１８日


　　　　　　　　　　　　　　　　　　山門


　　　　　　　　　　　　　　　　舞鶴の松


　　　　　　　　　　　　　　　　　地蔵堂


　　　　　　　　　　　　　　　　　地蔵堂


　　　　　　　　　　　　　　　　　地蔵堂


　　　　　　　　　　　　　　　　　無縫塔