大蔵経寺 (山梨県笛吹市) 武田氏の祈願所

山梨県笛吹市石和にある大蔵経寺は722年行基によって松本寺として
開創されたと伝えられている。
応安年間(1368~75年)に足利義満の子・観道上人が中興開山
として入り、武田信成が伽藍を再興している。
その時以来、武田氏の祈願所として大いに栄えたと言われている。

江戸時代には家康が祈願所と定め、真言宗の学問所としても大いに
隆盛したといわれている。
文化財も多く残り、古刹の寺格が漂うお寺である。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:大蔵経寺(だいぞうきょうじ) 
(2)住所:山梨県笛吹市石和町松本610
(3)山号:松本山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開山:行基 (6)開創:722年 
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)重要文化財
  仏涅槃図:1433年 1557年大蔵経寺に伝来
2)県指定文化財
  両頭愛染明王像(画):南北朝時代
  不動明王二童子像(画)2幅:南北朝時代
  不動明王八大童子像(画):南北朝時代
3)市指定文化財
  高野四社明神像(画)、弘法大師像(画)など5点
4)大蔵経寺建物跡:市指定史跡
5)訪問日:2010年9月18日

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                  全景

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                  玄関

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                  本堂


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