長禅寺 (山梨県甲府市) 武田信玄の母・大井夫人の菩提寺

山梨県甲府市の愛宕山(423m)南麓にある長禅寺は、1552年武田信玄の
母・大井夫人が亡くなり、信玄は南アルプス市にあった大井氏の菩提寺・長禅寺
の法燈を二分して大井夫人の菩提寺として甲府に長禅寺を建立した。
南アルプス市の長禅寺は、その後古長禅寺と呼ばれ現在も南アルプス市にある。

長禅寺は甲府五山の筆頭として武田氏の庇護を受けた。

<甲府五山>

境内は広く、五重塔や三重塔が建つ甲府五山の筆頭らしい風格を備えた
伽藍となっている。
大井夫人の墓所は境内の奥にある。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:長禅寺(ちょうぜんじ) 
(2)住所:山梨県甲府市愛宕町208
(3)山号:瑞雲山 (4)宗派:臨済宗系単立
(5)開山:岐秀元伯 (6)開基:大井夫人(実質は武田信玄)
(7)開創:1552年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)甲府五山
2)文化財
  武田信虎夫人(大井夫人)像(画):重要文化財 1553年
  渡唐天神像(画):県指定文化財 室町時代
3)五重塔:1989年
  三重塔:1978年
4)訪問日:2010年9月18日

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                 総門

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                 山門

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                  境内

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             五重塔

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            三重塔

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                 本堂

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                 庭園

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               大井夫人墓所


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