来迎院 (茨城県龍ヶ崎市) 関東最古の<重文>多宝塔

茨城県龍ヶ崎市にある来迎院の開創については不詳であるが、多宝塔の
修理年代から1556年以前の開創と思われる。
一説には1517年の開創とも、あるいは925年頃とも言われている。

お墓に囲まれて建つ多宝塔は1998~2000年に改修工事が行われ、
宝珠の銘文から1556年に修理が行われたことが判明し、建立年代は
それを遡り、関東以北で最古の多宝塔として2006年重要文化財に
指定されている貴重な多宝塔である。

<茨城県のお寺一覧>

(1)寺名:来迎院(らいごういん) 
(2)住所:茨城県龍ヶ崎市馴馬町2362
(3)山号:法華山 (4)宗派:天台宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)多宝塔:重要文化財 1556年以前の室町時代 高さ13m
2)訪問日:2010年8月9日

画像
               <重文>多宝塔

画像
               <重文>多宝塔

画像
                  本堂


この記事へのトラックバック