福徳寺 (京都市右京区京北) 弓削道鏡ゆかりの寺

京都市右京区北部の京北にある福徳寺は、711年現在地の北部に行基に
よって開創され、その後聖武天皇の勅願によって薬師七重塔が建立され
弓削寺と称されたと伝えられている。
弓削道鏡は孝謙天皇の勅願を受けて、伽藍を整備し福徳寺としている。
その後、いつしか弓削寺となっているが、盛衰を繰り返し、明治時代に
福徳寺として再興されている。
境内には弓削道鏡の供養塔が建っている。

福徳寺を有名にしている<かすみ桜>は推定樹齢380年と言われ、
京北の二大桜(常照皇寺の九重桜とともに)に数えられている。

<京都市右京区のお寺一覧>

(1)寺名:福徳寺(ふくとくじ) 
(2)住所:京都市右京区京北下中町寺ノ下15
(3)山号:玉泉山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:行基 (6)開創:711年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)重要文化財仏像
  本尊薬師如来坐像:藤原時代
  持国天立像:藤原時代
  増長天立像:藤原時代
2)市指定仏像
  薬師如来坐像など5体の仏像
3)かすみ桜:市指定天然記念物 推定樹齢380年
4)弓削道鏡供養塔
5)訪問日:2010年8月15日

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                 遠景

画像
                 山門

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                かすみ桜

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               弓削道鏡供養塔


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