祐福寺 (愛知県東郷町) 文化財の宝庫

愛知県東郷町にある祐福寺は、1191年源頼朝の家臣・宇都宮頼綱が
念仏道場を開いたのが始まりと伝えられている。
その後、1328年達智上人が明知城主の支援を得て大伽藍を創建し、
室町時代には足利将軍の庇護を受けて大いに栄えたと言われる。

1528年には後奈良天皇の勅使を迎えるために勅使門が建立され、
現在では県指定文化財となっている。
その他多数の文化財を有し、東郷町の文化財の半数近くを占めている。

境内も整備され、東郷町の宝物としてもその存在は大きいのでは。

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(1)寺名:祐福寺(ゆうふくじ) 
(2)住所:愛知県東郷町春木字屋敷3417
(3)山号:玉松山 (4)宗派:浄土宗西山禅林寺派
(5)開基:宇都宮頼綱 (6)開創:1191年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)県指定文化財
  勅使門:1528年 柿葺
  円光大師画像:室町時代初期
  遣迎二尊画像:室町時代初期
2)市指定文化財
  土塀:1843年
  勅使門の脇門と筋塀:1843年
  阿弥陀三尊来迎図:南北朝時代
  雲版:1429年
  その他多数
3)今川義元本陣跡:桶狭間の戦いの時に宿泊したと言われている
4)訪問日:2010年7月18日


1(23-58)(00)祐福寺山門.JPG
                 山門

2(23-58)(00)祐福寺勅使門.JPG
                 勅使門

3(23-58)(00)祐福寺勅使門2.JPG
                 勅使門

4境内(23-58)(00)祐福寺本堂.JPG
                  境内

5(23-58)(00)祐福寺土塀.JPG
                 土塀

6(23-58)(00)祐福寺本堂2.JPG
                  本堂

7(23-58)(00)祐福寺開山堂.JPG
                 開山堂

8(23-58)(00)祐福寺庫裡.JPG
                 庫裡


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