もくもく探索日誌 2010年8月8日 千葉県房総半島

8月7日の朝急遽関東方面の探索を決め、とりあえず空港に向かい、
2時過ぎの飛行機に飛び乗る。
天気予報ではしばらく晴れとの予報。
羽田に着いてどの方面にするか思案中に、アクアラインを渡るリムジンバスが
あるのを発見。急遽千葉方面と決める。
木更津にビジネスホテルを予約し、いつも愛用する小型のレンタカーを借りる。
お寺探索は山道・細い道を走ることが多く、小回りのきく自動車が向いている。
夜、明日からの探索プランを地図を睨みながら練る。
関東全域のお寺資料はいつもの通り準備しているのでスムーズにプラン完了。

8月8日朝7時30分にホテルをスタート。
坂東33ヶ所観音霊場30番の<高蔵寺(高倉観音)>へ向かう。
千葉県の山というか丘陵といえる道を30分ほどの丘陵上にあり、霊場らしい
雰囲気が漂う。
今日は、縁日なのか出店の用意が朝早くから行われており、坂東観音霊場の
一端を見る。

画像
                      高蔵寺

次に訪れた<神野寺>は今回の探索で唯一拝観料を必要とするお寺であった。
ヤマアジサイが満開。



これから房総半島の先端に向うが、日曜日とあって高速道路が渋滞の表示に、
時間は掛るが一般道<内房なぎさライン>を南下。途中、富士山をかすかに
望む海岸で休憩。一般道はスムーズに走る。1時間強かけて館山市の
坂東33ヶ所観音霊場33番<那古寺>に到着。ここも丘陵上にあり、内房海岸を
一望でき、気分も爽やか。



ここから外房に向けて走る。
<石堂寺>では重文の堂宇に満喫し、外房を走る。海岸では海水浴を楽しむ
人で溢れている。ここまでナビの道案内よろしく渋滞には遭遇せず。



日蓮聖人ゆかりの3ヶ寺<鏡忍寺、清澄寺、誕生寺>は矢張り参拝者を見かける。
特に、誕生寺は出店も並び旅館も見かける。日蓮聖人の誕生地だけに、全てが日蓮
に埋め尽くされている。





次の3ヶ寺は重文に指定された堂のある小さなお寺を巡る。
地方にはこうした古い堂がポツンと残るお寺が結構多い。
<大聖寺、西願寺、鳳来寺>特に、大聖寺の入口道を探すのに苦労する。
やっと細い道を見つけ到着しホットする。意外と時間を要し坂東観音霊場・清水寺
へ向かう時間をなくす。後から思うに無理をしてでも清水寺へ向かうべきであった。




夕刻せまる中、坂東33ヶ所観音霊場31番<笠森寺>に到着。
ここも丘陵上にあり、石段をやっとのこと登り切ると舞台造りの本堂を目の前にして
疲れも吹っ飛ぶ。
今日最後のお寺でもあり、ゆっくりと探索し木更津のホテルへ帰途に着く。

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