地蔵院 (京都市北区) 椿寺

京都市北区大将軍にある地蔵院は、726年行基によって伊丹市の
昆陽池の辺に開創されたと伝えられている。
1391年火災で焼失し、足利義満によって京都衣笠に移され、さら
に豊臣秀吉の京都改造計画により現在地に再興されたといわれる。

1587年北野大茶会の折、宿となった地蔵院に、加藤清正が朝鮮
から持ち帰ったといわれる五色八重散椿を秀吉が寄進したといわれ、
現在2代目の樹齢100年の椿が花を咲かせている。
この椿に因んで<椿寺>と呼ばれている。

小さなお寺ではあるが、歴史的には由緒ある古刹といえよう。
また、観音堂の十一面観音は洛陽三十三所観音霊場となっている。

<京都市北区のお寺一覧>

(1)寺名:地蔵院(じぞういん)<通称:椿寺>
(2)住所:京都市北区大将軍川端町2
(3)山号:昆陽山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:行基 (6)開創:726年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)洛陽三十三所観音霊場第30番
2)本尊阿弥陀如来坐像:五劫思惟阿弥陀
3)訪問日:2005年8月29日


1全景(26-17005)(00)椿寺遠景.jpg
                  全景

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                  山門

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                  境内

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                  本堂

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                 地蔵堂

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                 観音堂

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                  散椿


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