もくもく探索日誌 2010年8月15日 京都・南丹と京北

今日はお盆でどのお寺も忙しいことだろう。
朝早く出て、京都縦貫道・園部ICから日吉ダムの北側を山の中へ走る。
車1台がヤット通れる山道を進むこと20分、西牧山集落に着く。こんな
山間にも集落があるとは。その一画に<普門院>がポツンと佇む。
鎌倉時代の古刹と伝えられているが、本堂はまだ新しい佇まいを見せている。
無住のお寺で、ヒッソリとしている。

画像
                    日吉ダム湖



美山へ向かう途中のこれまた山道に沿って四ツ谷集落を奥へと進む。
山道の突き当たりに<玉岩地蔵堂>あり。ここも無住。
ジットリと湿気が肌にまとわりつく山間。



由良川沿いに大野ダム方向に進路を取り、施餓鬼法要が行われようと
している<宝泉寺>を経て、今来た道を美山へと戻る。
下平屋にある<西乗寺>も施餓鬼法要。
阿弥陀三尊像がすばらしい。



美山の<かやぶきの里>に足を延ばし、少し休憩。
観光客も結構多い。この暑い中を。



北山杉の京北に進路を取る。快適に走る。
<中道寺><福徳寺>を経て深緑の<常照皇寺>に着く。



常照皇寺は光厳上皇によって開創された皇室ゆかりの寺であるが、今は
菊の御紋はあるが皇室とは特に関係はない。
このお寺の九重桜が有名で、春には観光客が押し掛けるお寺であるが、この
夏の最中に訪れる人も無いと思いつつ訪れた。
深緑の風景がこれまたよく似合うお寺だ。
ゆっくりと境内全域を探索する。



花背の<福田寺>を経て、鞍馬街道を山越えし、鞍馬寺の前に着くと、
多くの人々(観光客)に驚く。
今日はパスして、小野小町ゆかりの<補陀洛寺>など3ヶ寺を訪れ、
帰途に着く。
今日は山道オンパレード。

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