東北院 (京都市左京区) 和泉式部ゆかりの寺

京都市左京区の真如堂近くにある東北院は、1030年藤原道長
の娘・上東門院(藤原彰子)が道長の建立した法成寺内に開創し、
上東門院の晩年には住居ともなり、仕えていた和泉式部もその
一堂に住まいしていたと伝えられている。
その後幾度となく火災に遭い、応仁の乱で廃寺同然となり、
1559年弥阿上人によって時宗の寺として再興されている。
1692年の火災により現在地に移り、今日に及んでいる。

往時の名門の寺としての面影は全くないが、境内に植えられて
いる
和泉式部が植えた梅の何代目かの<軒端の梅>が往時を語って
いるかも。

<京都市左京区のお寺一覧>

(1)寺名:東北院(とうぼくいん) 
(2)住所:京都市左京区浄土寺真如町83
(3)山号:雲水山 (4)宗派:時宗
(5)開基:上東門院(藤原彰子) (6)開創:1030年 
(7)本尊:弁財天
(8)その他
1)軒端の梅
2)訪問日:2008年9月23日


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                 表門

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                軒端の梅


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