宗休寺 (岐阜県関市) 関善光寺

岐阜県関市の安桜山(152m)の中腹に建つ宗休寺は、1753年
新屋広瀬家の新太郎が祖父母供養のために開創した。
1798年長野善光寺の出開帳が宗休寺本堂(現在の大仏殿)で行わ
れ、大いに賑わい、一光三尊善光寺如来を善光寺から授かった。
長野善光寺本堂のミニ版本堂を1827年建立し祀っている。
それ以降、関善光寺と呼ばれ篤い信仰を集めている。

大仏殿(旧本堂)の旧本尊・阿弥陀如来は県下最大の阿弥陀さんで、
丈六像である。
火災などの災害に遭うこともなく、伽藍や仏像が残っている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:宗休寺(そうきゅうじ)<通称:関善光寺>
(2)住所:岐阜県関市西日吉町35
(3)山号:妙祐山 (4)宗派:天台宗
(5)開山:智堂 (6)開基:広瀬利忠
(7)開創:1753年 (8)本尊:阿弥陀如来(一光三尊)
(9)その他
1)主な伽藍
  本堂:市指定文化財 1827年
  大仏殿:市指定文化財 1753年
2)梵鐘
  大梵鐘:県指定文化財 1540年 中国・明
  半鐘(孫六の鐘):市指定文化財 孫六寄贈
3)サザンカ:市指定天然記念物 推定樹齢300年
4)戒壇巡り
5)訪問日:2010年6月6日


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               関市街地を望む

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                 参道

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                 境内

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             本堂(左)大仏殿(右)

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                 大梵鐘

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                サザンカ


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