少林寺 (岐阜県各務原市)

岐阜県各務原市にある少林寺は、1311年川島に夢窓国師によって
開創されたが、木曽川の氾濫などで荒廃し、1499年現在地に東陽
英朝を中興開山として再興されている。
関ヶ原の戦い以後、松倉城主の坪内利定によって再建され、坪内氏の
菩提寺となった。

坪内利定は戦国武将で、信長に仕えたがその後、家康の旗本として
6500石を有する大身旗本になっている。

境内もゆったりした広さがあり、高僧・東陽英朝の塔所としての
風格を滲ませている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:少林寺(しょうりんじ)
(2)住所:岐阜県各務原市那加新加納町2104-1
(3)山号:龍慶山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:夢窓国師 (6)開創:1311年
(7)中興:東陽英朝 1499年 (8)本尊:聖観音
(9)その他
1)東陽英朝禅師塔所:県指定史跡
2)稲荷堂:市指定文化財 江戸時代
3)坪内家墓所:市指定史跡
4)その他文化財
  東陽英朝辞世偈、東陽英朝公案:県指定文化財 東陽英朝筆
  東陽英朝頂相:市指定文化財
  など
5)なんじゃもんじゃの木:木曽川周辺の自生木を移植
6)訪問日:2010年6月6日


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                 参道

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                 山門

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                 稲荷堂

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                 境内

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                 本堂

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              なんじゃもんじゃの木

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                東陽英朝塔所


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