本覚寺 (京都市下京区) 源融別邸跡地にある寺

京都市下京区本塩竈町にある本覚寺は、1219年鎌倉幕府第2代
将軍・源実朝が暗殺され、実朝の正室・坊門信子が夫の菩提を弔う
ために1222年建立した遍照心院(現在は南区・大通寺)の塔頭
として開創されたと伝えられている。
その後、寺地は転々としたが、1591年豊臣秀吉の京都改造計画
により現在地に移転し、今日に至っている。

本塩竈町は、嵯峨天皇の十二男で源氏物語の主人公・光源氏のモデル
と言われる源融(みなもとのとおる)の別邸・六条河原院があったと
いわれ、奥州塩釜の風景を取り入れて造られた庭園があったことから
名前が由来する。
その庭園を原型とする庭園が東本願寺・渉成園である。

<京都市下京区のお寺一覧>

(1)寺名:本覚寺(ほんかくじ)
(2)住所:京都市下京区冨小路通五条下ル本塩竈町5
(3)山号:佛性山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:團誉上人 (6)開基:坊門信子
(7)開創:1222年頃 (8)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2005年11月10日


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                 山門

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                 本堂


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