禅幢寺 (岐阜県垂井町) 秀吉軍師・竹中半兵衛の菩提寺

岐阜県垂井町岩手の山麓にある禅幢寺は、1494年岩手領主の請い
により薩摩の盛庵正碩禅師によって開創されたと伝えられている。
1558年竹中重元が岩手領主と戦い、その城を攻略し、菩提山に新
しく城を築いている。重元の子・竹中半兵衛重治もこの城に住み、
秀吉に見出され秀吉の軍師として活躍した。
1579年播州三木の陣で、半兵衛は36歳の若さで病没したが、
半兵衛の長子・重門が1587年半兵衛陣屋に近い禅幢寺に半兵衛の
墓を移し菩提を弔った。
それ以降、禅幢寺は半兵衛及び竹中氏の菩提寺となった。

垂井町は、竹中氏居城のあった菩提山城跡や竹中氏陣屋跡などを整備し
竹中半兵衛ゆかりの地として大いに宣伝している。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:禅幢寺(ぜんどうじ) 
(2)住所:岐阜県垂井町岩手1038
(3)山号:普賢山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:盛庵正碩 (6)開創:1494年 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)竹中半兵衛重治像(画):町指定文化財
2)竹中半兵衛重治の墓
3)豊臣秀吉家臣・小西行長の墓
4)訪問日:2010年5月22日


画像
                 山門

画像
                 本堂

画像
              竹中半兵衛の墓(左)

画像
              竹中半兵衛陣屋跡

画像
               竹中半兵衛像


この記事へのトラックバック