桃林寺 (三重県鈴鹿市) 鈴鹿山系山麓の古刹

三重県鈴鹿市の鈴鹿山系山麓にある桃林寺は、1181年平重盛の次男
平資盛が覚快法親王を開山に迎えて開創された天台宗の道場が始まりと
伝えられている。
第2代住職は慈円大僧正といわれている。
平資盛は源平合戦の<壇の浦戦い>で敗れ、25歳で壇の浦の急流に
身を投じて自害している。
その後、兵火により焼失したが、慶長年間(1596~1615年)に再興され
禅宗になっている。

山麓の静かな環境に佇む桃林寺は、桜や桃の名所として、また精進料理
を提供する禅寺として知られ、境内から鈴鹿市を望む眺望もすばらしい。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:桃林寺(とうりんじ) 
(2)住所:三重県鈴鹿市小岐須町800
(3)山号:龍雲山 (4)宗派:臨済宗東福寺派
(5)開山:覚快法親王 (6)開基:平資盛
(7)開創:1181年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)梵鐘:県指定文化財 1436年 三重県最古
2)精進料理:予約制
3)桜と桃の名所
4)訪問日:2010年4月18日

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                  遠景

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               境内からの眺望

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                  山門

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                  本堂

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               桃(源平シダレ)

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                  梵鐘


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