荒神山観音寺 (三重県鈴鹿市) 荒神山の喧嘩

三重県鈴鹿市高塚にある通称・荒神山観音寺は、812年弘法大師
空海が日本武尊の神霊を仏像として祀ったのが始まりと伝えられて
いるが、1087年法陵律師が十一面観音を本尊として開創したの
が寺の始まりである。
1633年徳川家光の乳母・春日局の弟・順海が姉の支援を受けて
再興している。

1866年寺の裏山・荒神山で起こった神戸長吉と安濃徳との縄張り
争い<血煙荒神山>は浪曲でも有名になり、観音寺は通称・荒神山
観音寺と呼ばれるようになった。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:荒神山観音寺(こうじんやまかんのんじ)<正式名:観音寺>
(2)住所:三重県鈴鹿市高塚町1777
(3)山号:高神山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開山:法陵律師 (6)開創:1087年 
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)春日局歌碑:さと遠きかうじが山の紅葉に観音大悲ひかりとどまる
2)訪問日:2010年4月18日

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                 参道入口

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                  本堂

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                  境内

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                 護摩堂

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                 春日局


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