誠照寺 (福井県鯖江市) 鯖江本山

福井県鯖江市にある誠照寺の起源は、1207年<承元の法難>で親鸞聖人
が越後に配流の途次、越前上野ヶ原の豪族波多野氏の別邸(後に車の道場と
呼ばれる)で説法したのに始まると伝えられている。
その後、親鸞聖人の第五子・道性上人を車の道場に迎え、その弟子如覚上人
とともに布教をおこなった。
1321年如覚上人を開山として、現在地に移り真照寺として開創された。
1437年後花園天皇の勅願によって誠照寺となった。
この頃には門前町を形成し、鯖江の中心地として栄えた。

1878年独立して真宗誠照寺派の本山となった。
現在も鯖江の中心地にあって、往時の門前町を想わせる佇まいである。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:誠照寺(じょうしょうじ)<別称:鯖江本山> 
(2)住所:福井県鯖江市本町3-2-38
(3)山号:上野山 (4)宗派:真宗誠照寺派本山
(5)開山:如覚上人 (6)開創:1321年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)文化財
  四足門(山門):県指定文化財 1779年 左甚五郎の彫刻
  鐘楼:市指定文化財 1846年
  梵鐘:市指定文化財 1756年
  刺繍阿弥陀如来像:市指定文化財
  髪繍六字名号:市指定文化財
2)誠市:骨董市 3~12月の毎月第2日曜日
3)訪問日:2010年3月20日

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                 山門

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               山門の彫刻

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                 境内

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                御影堂

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               親鸞聖人像

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                 鐘楼


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