萬寿院 <万寿院>(京都府宇治市) 萬福寺塔頭

京都府宇治市の黄檗にある萬寿院は黄檗宗大本山萬福寺の塔頭で、
1675年萬福寺第2代住持・木庵禅師の弟子明道禅師によって開創され、
木庵禅師の塔所となっている。
木庵禅師は、黄檗宗開祖の隠元禅師と共に萬福寺伽藍を創建し、
現存する伽藍のほとんどを建立している。
隠元禅師・木庵禅師はともに中国から招きに応じて渡来した禅僧で、
日本に中国の文化・文物を多くもたらしている。
また、両禅師と即非禅師の三人を黄檗三筆と呼び、その書は珍重されている。

<萬福寺>参照

萬寿院の現存する建物はほとんどが1600年代後半に建立されており、
京都府の文化財に指定されている。

萬寿院では毎月茶会が催されたり、イベントなども行われる開放的な
お寺である。

(1)寺名:萬寿院(まんじゅいん) 
(2)住所:京都府宇治市五ヶ庄三番割34-7
(3)宗派:黄檗宗大本山萬福寺塔頭
(4)開山:木庵禅師 (5)開基:明道禅師
(6)開創:1675年 (7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)府指定文化財の伽藍
  表門:1679年  客殿:1675年  開山堂:1675年  庫裡:1829年

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                       参道

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                       表門

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                       客殿

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                       庫裡

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