獅子林院 (京都府宇治市) 萬福寺塔頭

京都府宇治市の黄檗宗大本山萬福寺塔頭の獅子林院は、1678年
独湛禅師によって開創されている。
独湛禅師は、隠元禅師とともに1654年中国・明から来日し、1664年には
浜松市の宝林寺を開創し、18年間宝林寺の住持を務め、1681年に
萬福寺第4代住持となっている。
1692年住持を引退し、獅子林院で隠棲後、1706年獅子林院で亡くなっている。
独湛禅師は<念仏>に傾倒して<念仏独湛>と呼ばれ、黄檗禅を
弱めたとも言われている。

1898年には、文人画家の田能村直入が再興し、住持として4年間閑居
している。

<萬福寺>参照

(1)寺名:獅子林院(ししりんいん)
(2)住所:京都府宇治市五ヶ庄三番割34
(3)宗派:黄檗宗大本山萬福寺塔頭
(4)開山:独湛禅師 (5)開創:1678年
(6)その他
1)開山塔および土塀:府指定文化財 1705年

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                       参道

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                       本堂

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                      開山塔

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