称念寺 (奈良県奈良市) 重源上人ゆかりの寺

奈良県奈良市の奈良町と呼ばれる地域にある称念寺は、1168年
重源上人によって開創されたと伝えられている。
重源上人は、1180年平重衡の南都焼討によって壊滅的な崩壊を受けた
東大寺の再興に大勧進として活躍し、大仏・大仏殿・南大門などの
再興を成し遂げた東大寺の大恩人である。

称念寺の本堂は江戸時代前期に建立され、奈良市の文化財に指定されている。
小さなお堂であるが、屋根の美しさに特徴がある。
本堂前には芭蕉の句碑も建てられている。

<奈良市のお寺一覧>

(1)寺名:称念寺(しょうねんじ) 
(2)住所:奈良県奈良市東木辻町42
(3)山号:一心山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:重源上人 (6)開創:1168年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本堂:市指定文化財 江戸時代前期
2)芭蕉句碑:菊の香や奈良には古き仏たち
3)訪問日:2007年6月2日


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                 山門

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                芭蕉句碑

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                 本堂


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