興善寺 (奈良県奈良市)

奈良県奈良市の<奈良町>にある興善寺は、1589年慶誉上人がもとは元興寺
奥の院の荒れ果てた一堂の地に興善寺を開創し、本尊として田原村の阿弥陀堂
から阿弥陀如来立像を迎えている。

1962年本尊阿弥陀如来立像の胎内から、法然上人・証空上人などの自筆の
消息文が見つかり、大きな話題となったそうである。
それまでは、法然上人源空の真筆がほとんどなかったので一層の
注目を集めたのであろう。

小さなお寺ではあるが、奈良町に存在する歴史を感じざるをえない。

<奈良市のお寺一覧>

(1)寺名:興善寺(こうぜんじ) 
(2)住所:奈良県奈良市十輪院畑町12
(3)山号:法輪山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:慶誉上人 (6)開創:1589年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊阿弥陀如来立像:重要文化財 鎌倉時代 像高90cm
2)源空・証空等自筆消息2巻:重要文化財 鎌倉時代
3)阿弥陀三尊石仏
4)訪問日:2007年6月2日


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                 山門

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                 本堂

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                 北門


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