不空院 (奈良県奈良市)

奈良県奈良市の新薬師寺近くにある不空院は、鑑真和上の住坊跡に
弘法大師空海が興福寺南円堂の試みとして八角堂を建立したのが
始まりと言われているが、詳細は不詳である。
興福寺南円堂は813年に建立されたと伝えられている。
史料によれば、鎌倉時代には叡尊などが当院で戒律を講じた古刹である。

江戸時代には弁財天信仰が高まり、芸妓などの篤い信仰を受け、また
かけこみ寺としても名を馳せたと言われている。

<奈良市のお寺一覧>

(1)寺名:不空院(ふくういん) 
(2)住所:奈良県奈良市高畑町1365
(3)山号:春日山 (4)宗派:真言律宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:不空羂索観音
(7)その他
1)本尊不空羂索観音坐像:重要文化財 鎌倉時代 像高104cm

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                 山門

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                 本堂


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