大念寺 (京都府大山崎町)

京都府大山崎町の天王山麓にある大念寺は、1555年地元の井尻長助によって
知恩院の徳誉光然上人を開山に迎えて開創された。
この大山崎は鎌倉~戦国時代末期に荏胡麻の油を独占販売した
大山崎油座の地で、井尻氏もその有力者だろうか。
1864年の禁門の変で全焼したが、1879年廃寺となった西観音寺から閻魔堂を
移築して再興され今日に至っている。

<重文>本尊阿弥陀如来立像は西山往生院の証空上人の念持仏であったが、
往生院が衰微し大念寺に移座された。

(1)寺名:大念寺(だいねんじ) 
(2)住所:京都府大山崎町字大山崎小字上ノ田69
(3)山号:見仏山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:徳誉光然上人 (6)開創:1555年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊阿弥陀如来立像:重要文化財 鎌倉時代 像高81cm
2)宝篋印塔:町指定文化財 南北朝時代
3)六角形石燈籠:1584年

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                       山門

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                       本堂

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                       鐘楼

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