虚空蔵法輪寺 (京都市西京区嵐山) 日本三大虚空蔵

京都市西京区の嵐山(382m)山腹にある法輪寺は、713年元明天皇
の勅願により行基が葛井寺として開創したと伝えられている。
829年弘法大師の弟子・道昌が再興して虚空蔵菩薩を安置したと言われ、
874年伽藍が整備されて法輪寺となった。
<嵯峨の虚空蔵さん>と親しまれ、日本三大虚空蔵の一つに数えられている。
日本三大虚空蔵とは(諸説あり)
  福島県円蔵寺、茨城県村松山虚空蔵堂、京都市法輪寺 

平安時代には枕草子で代表的な寺院として挙げられるなど大いに栄えた。
今日でも<十三まいり>や針供養で参拝する人も多く、また嵐山にある
観光地としても栄えている。

<京都市西京区のお寺一覧>

(1)法輪寺(ほうりんじ)<別称:虚空蔵法輪寺>
(2)住所:京都市西京区嵐山虚空蔵山町68
(3)山号:智福山 (4)宗派:真言宗五智教団
(5)開基:行基 (6)開創:713年 
(7)本尊:虚空蔵菩薩
(8)その他
1)主な仏像
  本尊虚空蔵菩薩坐像:秘仏
  持国天・多聞天立像:重要文化財
2)多宝塔:1942年 高さ17m
3)十三まいり:3・4・5月の13日 
4)針供養:2・12月8日
5)電電宮:電気・電波守護の鎮守社
6)訪問日:2008年5月13日

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               遠景(正面上)

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                 山門

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                 参道

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                 本堂

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                 多宝塔

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                 電電宮

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                針供養塔

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