峰定寺 (京都市左京区)
京都市左京区花背の仙境・大悲山(746m)山腹に展開する峰定寺は、
1154年鳥羽法皇の勅願により大峰熊野の修行者観空上人によって
開創され、勅命により藤原信西・平清盛が造営に携わっている。
本尊千手観音菩薩は法皇の念持仏で、同時に不動明王・毘沙門天
が奉納されている。
1676年聖護院の支援を受けて再興され、この時以来聖護院の末寺
となり、古来修験道の修行場として続いてきた。
大悲山の中腹に建つ本堂は崖に張り付くように舞台造りで懸けられ、
日本最古の舞台造り建築といわれている。
多くの重要文化財に指定された仏像は優美な姿態を内包した
藤原時代の傑作ぞろいである。
麓の仁王門から本堂までは400段以上の急な石段が続き、約30分
の山登りであるが、かえって下りの行程が厳しい。
仁王門からの境内はすべて撮影禁止となっている。
雨天や冬季は本堂への入山は禁止となる。
<2回目の訪問時は雨天で入山できず>
<京都市左京区のお寺一覧>
(1)寺名:峰定寺(ぶじょうじ)<別称:北大峰>
(2)住所:京都市左京区花背原地町772
(3)山号:大悲山 (4)宗派:本山修験宗
(5)開山:観空上人 (6)開基:鳥羽法皇
(7)開創:1154年 (8)本尊:千手観音
(9)その他
1)主な伽藍
本堂:重要文化財 1350年頃 日本最古の舞台造り建築
仁王門:重要文化財 1350年
供水所:重要文化財 1350年
庫裡:1842年
書院:1934年
2)主な仏像
本尊千手観音坐像:重要文化財 藤原時代 像高32cm
不動明王二童子像:重要文化財 藤原時代 像高53cm(不動明王)
毘沙門天立像:重要文化財 藤原時代 像高50cm
釈迦如来立像:重要文化財 鎌倉時代 像高52cm
金剛力士立像2躯:重要文化財 1163年 良元作
像高272cmと275cm
3)その他文化財
扁額鷲鷹図:市指定文化財 1751年 渡辺始興筆
梵鐘:市指定文化財 1296年
銅草花文磬:重要文化財 平安時代
水晶舎利塔:重要文化財 鎌倉時代
牛皮華鬘:重要文化財 藤原時代
礼盤:重要文化財
4)大悲山一帯:府指定歴史的自然環境保全地域
5)高野槇・大杉:市指定名木200選
6)仏像など収蔵庫特別拝観:5月3日前後3日間、11月3日前後3日間
7)仁王門から内の境内撮影禁止
8)訪問日:2009年11月2日
参道
境内案内図
<重文>仁王門
<重文>仁王門
<仁王門前に高野槇>
本坊
1154年鳥羽法皇の勅願により大峰熊野の修行者観空上人によって
開創され、勅命により藤原信西・平清盛が造営に携わっている。
本尊千手観音菩薩は法皇の念持仏で、同時に不動明王・毘沙門天
が奉納されている。
1676年聖護院の支援を受けて再興され、この時以来聖護院の末寺
となり、古来修験道の修行場として続いてきた。
大悲山の中腹に建つ本堂は崖に張り付くように舞台造りで懸けられ、
日本最古の舞台造り建築といわれている。
多くの重要文化財に指定された仏像は優美な姿態を内包した
藤原時代の傑作ぞろいである。
麓の仁王門から本堂までは400段以上の急な石段が続き、約30分
の山登りであるが、かえって下りの行程が厳しい。
仁王門からの境内はすべて撮影禁止となっている。
雨天や冬季は本堂への入山は禁止となる。
<2回目の訪問時は雨天で入山できず>
<京都市左京区のお寺一覧>
(1)寺名:峰定寺(ぶじょうじ)<別称:北大峰>
(2)住所:京都市左京区花背原地町772
(3)山号:大悲山 (4)宗派:本山修験宗
(5)開山:観空上人 (6)開基:鳥羽法皇
(7)開創:1154年 (8)本尊:千手観音
(9)その他
1)主な伽藍
本堂:重要文化財 1350年頃 日本最古の舞台造り建築
仁王門:重要文化財 1350年
供水所:重要文化財 1350年
庫裡:1842年
書院:1934年
2)主な仏像
本尊千手観音坐像:重要文化財 藤原時代 像高32cm
不動明王二童子像:重要文化財 藤原時代 像高53cm(不動明王)
毘沙門天立像:重要文化財 藤原時代 像高50cm
釈迦如来立像:重要文化財 鎌倉時代 像高52cm
金剛力士立像2躯:重要文化財 1163年 良元作
像高272cmと275cm
3)その他文化財
扁額鷲鷹図:市指定文化財 1751年 渡辺始興筆
梵鐘:市指定文化財 1296年
銅草花文磬:重要文化財 平安時代
水晶舎利塔:重要文化財 鎌倉時代
牛皮華鬘:重要文化財 藤原時代
礼盤:重要文化財
4)大悲山一帯:府指定歴史的自然環境保全地域
5)高野槇・大杉:市指定名木200選
6)仏像など収蔵庫特別拝観:5月3日前後3日間、11月3日前後3日間
7)仁王門から内の境内撮影禁止
8)訪問日:2009年11月2日
参道
境内案内図
<重文>仁王門
<重文>仁王門
<仁王門前に高野槇>
本坊