志摩国分寺 (三重県志摩市)

三重県志摩市国府にある志摩国分寺は、741年聖武天皇の詔により
全国66ヶ国、68ヶ所に国家安泰・人民安寧を願って建立された国分寺
の一つである。
その後、盛衰を経て室町時代には兵火により焼失したが、1836年
7年余の歳月を掛けて再建されている。
国分寺址の発掘調査は行われていないが、奈良時代の瓦が出土して
おり、ほぼ現在地が旧国分寺の址地と考えられている。

静けさに囲まれた境内にはかっての七堂伽藍の面影はないが、
奈良時代を想像する雰囲気はある。
5月8日に催される花まつりは盛大なものと言われている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:志摩国分寺<正式名:国分寺>
(2)住所:三重県志摩市阿児町国府3476
(3)山号:護国山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:聖武天皇 (6)開創:奈良時代 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)本尊薬師如来坐像:県指定文化財 1507年 像高194cm
2)境内:県指定史跡
3)花まつり:5月8日
4)訪問日:2009年12月6日

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                  山門

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                  本堂

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                 誕生仏

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                世継地蔵尊


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