誠心院 (京都市中京区新京極通) 和泉式部ゆかりの寺

京都市中京区の繁華街新京極通にある誠心院は、1027年藤原道長が
和泉式部に法成寺内の一庵を与えたのが始まりと伝えられている。
寺名は和泉式部の法名からつけられている。
豊臣秀吉の京都改造計画により、当時の寺町通沿いに移転している。
(新京極通は明治時代に造られている)
和泉式部は平安時代の歌人で、藤原道長の娘藤原彰子の女房として
仕えたが、晩年の消息については不明であり、式部の墓と呼ばれる
ものが全国にある。
和泉式部の小倉百人一首の歌
 <あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢ふこともがな>

お寺は繁華街の中に隠れるように慎ましく佇んでいる。

<京都市中京区のお寺一覧>

(1)寺名:誠心院(せいしんいん)
(2)住所:京都市中京区新京極通六角下ル中筋町487
(3)山号:華嶽山 (4)宗派:真言宗泉涌寺派
(5)開基:藤原道長 (6)開創:1027年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)宝篋印塔:和泉式部供養塔 1313年
2)和泉式部歌碑:霞たつ春きたれりと此花を見るにぞ鳥の声も待たるる
3)訪問日:2006年9月24日、2021年10月14日


1山門DSC00996誠心院 (2).JPG
                 山門

2門前の新京極DSC00996誠心院 (4).JPG
               門前の新京極

3参道上DSC00996誠心院 (25).JPG
                 参道上

4本堂DSC00996誠心院 (5).JPG
                 本堂

5役行者像DSC00996誠心院 (17).JPG
                役行者像

6和泉式部供養塔DSC00996誠心院 (10).JPG
               和泉式部供養塔


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