西方院 (大阪府太子町) 聖徳太子ゆかりの寺

大阪府太子町にある叡福寺の南向いに建つ西方院は、
622年聖徳太子の死後、太子の乳母と伝わる3人の
姫(月益姫、日益姫、玉照姫)が剃髪して叡福寺の南向いに堂宇を
建て、太子の冥福を祈ったのが始まりと伝えられている。
この時は、法楽寺と呼ばれ叡福寺の塔頭であったと言われている。
その後、衰退したが、1639年尼僧によって再興されている。

墓所には、3人の墓塔といわれる石塔を安置した三尼公廟がある。
3人の姫が剃髪して三尼公(善信尼、禅蔵尼、恵善尼)と呼ばれる。

<大阪府のお寺一覧>参照

(1)寺名:西方院(さいほういん) (2)住所:大阪府太子町太子1663
(3)山号:南向山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:三尼公 (6)開創:622年
(7)中興:蓮誉尼 1639年 (8)本尊:阿弥陀如来、十一面観音
(9)その他
1)新西国三十三ヶ所観音霊場第8番
  聖徳太子霊跡

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                       山門

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                       本堂

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                      観音堂

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                      三尼公廟

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