天徳寺 (秋田県秋田市)

秋田県秋田市の天徳寺は、常陸国守護大名の佐竹義人が夫人を
弔うために1462年常陸太田に開創されたが、その後1602年佐竹義宣
が秋田へ転封され久保田城を築き、初代秋田藩主(久保田藩)になったので、
一緒にお寺も移転した。
天徳寺は二度の火災に遭っているが、その都度再建され今日の
寺格を有する名刹となった。

天徳寺の伽藍は秋田県寺院唯一の重要文化財建造物で、佐竹氏の
菩提寺として維持されており、多くの文化財を有している。

<東北のお寺一覧>

(1)寺名:天徳寺(てんとくじ)
(2)住所:秋田県秋田市泉三嶽根10-1
(3)山号:万国山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:佐竹義人 (6)開創:1462年(常陸太田)
(7)中興:佐竹義宣 1602年(秋田) (8)本尊:聖観音
(9)その他
1)重要文化財伽藍
  総門:1602年頃  山門:1709年  本堂:1687年
  書院:1806年  佐竹家霊屋:1672年
2)県指定文化財
  十六羅漢画像、佐竹氏累代肖像
  境内:史跡
3)市指定文化財
  仁王像など多数
4)訪問日:2009年9月15日

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               <重文>総門

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               <重文>山門

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                  参道

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                  境内

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               <重文>本堂

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               <重文>本堂

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                 佐竹家墓所


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