不動院 <安芸安国寺>(広島県広島市) 禅宗様式の<国宝>金堂
広島市にある不動院は、開創は不詳であるが本尊の時代から
推定して平安時代には創建されていたと考えられている。
その後、南北朝時代に足利尊氏の発願によって全国68ヶ所に設立された
安国寺の一つとして安芸安国寺となった。
戦国時代には荒廃したが、毛利氏の外交僧安国寺恵瓊によって天正年間
に再興され、この時山口の凌雲寺から仏殿を移築し金堂としている。
金堂は広島市で唯一の国宝である。
金堂
江戸時代に入り、広島藩主から篤い庇護を受け大いに栄え、江戸時代初期
に禅宗から真言宗へと改宗している。
1945年の広島原爆投下によっても幸い倒壊をまぬがれている。
お寺は開放的で、金堂の周りにも柵などなく自由にお参りできる。
これだけの国宝建物だけに、大いに栄えて欲しいものだ。
<広島県のお寺一覧>
(1)寺名:不動院(ふどういん)<別名:安芸安国寺>
(2)住所:広島県広島市東区牛田新町3-4-9
(3)山号:新日山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:不詳 (6)中興:安国寺恵瓊
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)主な伽藍
金堂:国宝 1540年頃 禅宗様式仏殿 山口の凌雲寺から移築
楼門:重要文化財 1594年頃
鐘楼:重要文化財 1433年頃
不動堂
2)その他文化財
本尊薬師如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高140cm
金剛力士立像:県指定文化財 1294年 像高280cm
梵鐘:重要文化財 朝鮮鐘 高麗初期
不動院文書:県指定文化財 1500~1600年代
両界曼荼羅:市指定文化財 室町時代
聖一国師坐像:市指定文化財 室町時代
無準禅師坐像:市指定文化財 室町時代
3)安国寺恵瓊、福島正則の墓
4)訪問日:2009年6月6日
参道
楼門
楼門
仁王像(金剛力士)
境内
鐘楼
鐘楼
不動堂
法起菩薩
稲荷社
推定して平安時代には創建されていたと考えられている。
その後、南北朝時代に足利尊氏の発願によって全国68ヶ所に設立された
安国寺の一つとして安芸安国寺となった。
戦国時代には荒廃したが、毛利氏の外交僧安国寺恵瓊によって天正年間
に再興され、この時山口の凌雲寺から仏殿を移築し金堂としている。
金堂は広島市で唯一の国宝である。
金堂
江戸時代に入り、広島藩主から篤い庇護を受け大いに栄え、江戸時代初期
に禅宗から真言宗へと改宗している。
1945年の広島原爆投下によっても幸い倒壊をまぬがれている。
お寺は開放的で、金堂の周りにも柵などなく自由にお参りできる。
これだけの国宝建物だけに、大いに栄えて欲しいものだ。
<広島県のお寺一覧>
(1)寺名:不動院(ふどういん)<別名:安芸安国寺>
(2)住所:広島県広島市東区牛田新町3-4-9
(3)山号:新日山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:不詳 (6)中興:安国寺恵瓊
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)主な伽藍
金堂:国宝 1540年頃 禅宗様式仏殿 山口の凌雲寺から移築
楼門:重要文化財 1594年頃
鐘楼:重要文化財 1433年頃
不動堂
2)その他文化財
本尊薬師如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高140cm
金剛力士立像:県指定文化財 1294年 像高280cm
梵鐘:重要文化財 朝鮮鐘 高麗初期
不動院文書:県指定文化財 1500~1600年代
両界曼荼羅:市指定文化財 室町時代
聖一国師坐像:市指定文化財 室町時代
無準禅師坐像:市指定文化財 室町時代
3)安国寺恵瓊、福島正則の墓
4)訪問日:2009年6月6日
参道
楼門
楼門
仁王像(金剛力士)
境内
鐘楼
鐘楼
不動堂
法起菩薩
稲荷社