即宗院 (京都市東山区) 東福寺塔頭 薩摩島津家の菩提寺

京都市東山区の東福寺には25ヶ寺の塔頭があり、その一つ即宗院は
1387年薩摩の島津氏久が島津家の菩提寺として東福寺南部に
創建したのに始まり、1569年焼失したため1613年に現在地に
再建された。

DSC05026.JPG
                即宗院庭園

幕末(1858年)西郷隆盛は即宗院に逗留し、清水寺の僧月照らと
幕政改革の謀議などを行っている。その後、月照・西郷は薩摩へ逃れたが、
月照は錦江湾に身を投じ西郷は奄美大島に潜居している。
1868年戊辰戦争後、即宗院に入り戦争で倒れた藩士524名の顕彰碑を
建てている。

<京都市東山区のお寺一覧>

(1)寺名:即宗院(そくしゅういん) 
(2)住所:京都市東山区本町15-813
(3)宗派:臨済宗東福寺派大本山東福寺塔頭
(4)開山:剛中玄柔 (5)開基:島津氏久
(6)開創:1387年 (7)本尊:?
(8)その他
1)庭園:市指定名勝 池泉回遊式庭園
2)西郷隆盛自筆の顕彰碑
3)山門:1613年 石造仁王像
4)通常非公開 特別公開あり
5)訪問日:数回

画像
                 山門

(21(26-30124)(00)即宗院山門 (2).JPG

画像
                石造仁王像

画像
                 庭園

画像
                 庭園

(22(26-30124)(00)即宗院庭園1.JPG

(23(26-30124)(00)即宗院庭園2.JPG

(24(26-30124)(00)即宗院庭園3.jpg

画像
                 書院

画像
             西郷隆盛銘文の顕彰碑


この記事へのトラックバック