大須観音 <宝生院>(愛知県名古屋市) 日本三観音

愛知県名古屋市中区の繁華街にある大須観音は、東京浅草観音・
三重津観音とともに日本三観音と呼ばれ、観音信仰が周囲の街の
発展に寄与し、大須観音も一大繁華街を形成している。
1324年後醍醐天皇が現在の岐阜県羽島市桑原町に北野天満宮を
創建し、その別当寺として1333年能信上人をして真福寺を開創
されたのが大須観音の始まりである。
その後大いに栄えたが、戦国時代には衰微し、1605年木曽川の
氾濫で堂宇悉く壊滅した。
1612年名古屋城の守護寺として、徳川家康の命により現在地に
移転し、今日の繁栄に繋がっている。

一方、大須観音は<国宝>古事記写本など多数の文化財があるが、
これらの大多数は開山能信上人が集めたものである。
これらの文化財は大須文庫(真福寺文庫)と呼ばれ、 真言宗三経蔵
(醍醐寺、根来寺、宝生院)といわれている。

<全国のお寺総覧>

(1)寺名:大須観音(おおすかんのん)<正式名:真福寺宝生院>
(2)住所:愛知県名古屋市中区大須2-21-47
(3)山号:北野山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開山:能信上人 (6)開創:1333年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)国宝
  古事記3帖:現存最古の写本 1371~72年 真福寺の僧賢瑜写本
  漢書食貨志
  琱玉集
  翰林学士詩集
2)重要文化財
  仏涅槃図:室町時代
  日本霊異記中・下巻:平安時代末期 写本
  など多数の書跡
3)芭蕉句碑:いざさらば雪見にころぶ所まで
4)訪問日:2009年2月15日


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                 仁王門

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                 本堂

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                 本堂

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                弘法大師像

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                芭蕉句碑


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