成菩提院 (滋賀県米原市) 天海僧正ゆかりの寺

滋賀県米原市柏原にある成菩提院は、815年伝教大師最澄が東国に
向う途中この地に草庵を築き逗留したのに始まると伝えられている。
その後、天台宗の学問所にもなり栄え、豊臣秀吉・徳川家康からの
支援を受け、徳川家康の参謀とも言われた天海僧正が20代の
住職に就いている。天海僧正へは家康像(画)も贈られており、
17世紀半頃は最盛期を迎えている。

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(1)寺名:成菩提院(じょうぼだいいん) 
(2)住所:滋賀県米原市柏原1692
(3)山号:寂照山 (4)宗派:天台宗
(5)開山:伝教大師最澄 (6)開創:815年 
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)文化財
  浄土曼荼羅図:重要文化財 鎌倉時代
  聖徳太子像(画):重要文化財 室町時代
  不動明王二童子像(画):重要文化財 鎌倉時代
  普賢十羅刹女像(画):県指定文化財 南北朝時代
  兜卒天曼荼羅図:県指定文化財 南北朝時代
  金銅雲形孔雀文馨:重要文化財 鎌倉時代
  大般若経:県指定文化財 平安時代
2)訪問日:2007年4月24日

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                 山門

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                 山門

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                 参道

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                 境内

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                 本堂


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