悉地院 (滋賀県米原市) 伊吹山岳仏教の名残

滋賀県米原市の伊吹山麓にある悉地院は、役行者が開いた霊場伊吹山
の山岳仏教の名残としてその佇まいを今も引き継いでいる。
奈良時代には伊吹山寺(弥高寺、長尾寺、太平寺、観音寺の総称)の
堂宇も一部建立され、平安時代になり三修上人が伊吹山寺を整備し、
四ヶ寺は護国寺として栄えた。
悉地院は弥高寺の一坊として、今は廃寺となった弥高寺の法灯を引き
継ぎ伊吹山仏教の名残を伝えている。
<なお、伊吹山寺の太平寺は廃寺となっているが、他の三ヶ寺はその
法灯が引き継がれている>

<滋賀県湖北地域のお寺一覧>

(1)寺名:悉地院(しっちいん) 
(2)住所:滋賀県米原市上野1
(3)山号:伊吹山 (4)宗派:真言宗豊山派
(5)開山:役行者 (6)開基:三修上人
(7)開創:白鳳時代 (8)本尊:千手観音
(9)弥高寺跡:国指定史跡 伊吹山中腹 8世紀の遺物が発掘されている
(10)訪問日:2007年4月24日

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                  参道

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                  山門

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                弘法大師像

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                  本堂


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