善正寺 (京都市左京区) 豊臣秀次の菩提寺

京都市左京区岡崎にある善正寺は、豊臣秀吉の養子秀次
(秀吉の姉日秀の子)が関白職を継いでいたが秀頼が生
まれてから疎んぜられ高野山で自害させられた後、姉日秀
が秀次の菩提を弔うために開創されたお寺である。
秀次の墓所は3ヶ所ある。
  瑞泉寺(京都市中京区)、善正寺、光台院(高野山) 

江戸時代には檀林(僧侶の学問所)が設けられ東山檀林と
呼ばれ、広大な境内と多くの伽藍があったといわれている。
明治時代の廃仏毀釈により縮小され、伽藍も破壊された。

<京都市左京区のお寺一覧>

(1)寺名:善正寺(ぜんしょうじ) 
(2)住所:京都府左京区岡崎東福ノ川町9
(3)山号:妙慧山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開山:日鋭上人 (6)開基:日秀
(7)開創:1600年 (8)本尊:十界曼荼羅
(9)豊臣秀次の墓
  姉日秀や秀次一族の供養塔
(10)訪問日:2008年9月23日


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                参道入口

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                 本堂

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                 善正殿
                <秀次廟>

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               秀次一族供養塔
            <中央が姉日秀の供養塔>

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                 本師堂

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              墓所から見る大文字山


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