大広寺 (大阪府池田市) 池田城主池田氏の菩提寺

大阪府池田市のシンボル五月山(315m)の中腹にある大広寺は、
1395年当時の地方豪族であった池田城主池田充正が創建したと
伝えられており、その後荒廃したが慶長年間(1596~1615年)に
池田知正によって再興され、江戸時代は大いに栄えたといわれている。
現在は木々に囲まれた静かなお寺で、ボタン・桜などで知られている。

阪急電鉄創始者の小林一三夫妻の墓や大広寺に小庵を築いて
逗留した室町時代の連歌師牡丹花肖柏碑などがある。

<大阪府のお寺一覧>

(1)大広寺(だいこうじ) 
(2)住所:大阪府池田市綾羽2-5-16
(3)山号:塩増山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:天巌禅師 (6)開基:池田充正
(7)開創:1395年 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)市指定文化財
  池田知正像(画):1600年代初期
  池田三九郎像(画):1600年代初期
  梵鐘:桃山時代
  その他書跡2点
2)池田城主池田氏の墓:市指定史跡
  江戸時代の儒学者田中桐江の墓:市指定史跡
3)玄関の血天井
4)ボタン、桜

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                 参道

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                 山門

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                 本堂

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                 庫裡

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              池田城主池田氏の墓


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