清閑寺 (京都市東山区) 小督局得度の寺

京都市東山区の清水寺から歩いて10分ぐらいの山間に佇む清閑寺は、
高倉天皇の寵愛を受けた小督局(こごうのつぼね)が平清盛の怒りに
触れて出家させられたお寺であり、境内には小督局の供養塔がある。
近くには高倉天皇陵墓もあり、小督局の墓もある。

また、幕末には西郷隆盛と清水寺の月照上人が勤皇の謀議をした
所でもある。

<京都市東山区のお寺一覧>

(1)寺名:清閑寺(せいかんじ) 
(2)住所:京都市東山区清閑寺山ノ内町
(3)山号:歌中山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開山:紹継法師 (6)開創:802年 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)清閑寺焼発祥の地:元和年間(1615~24年)に清閑寺の
           僧宗伯が開窯した。
   京焼の初期にあたり、粟田口焼と五条・清水焼に少し遅れて開窯
   その後1640年代になり、野々村仁清の本格的な色絵陶器が出現
   して京焼の本格的な活動が始まった。
2)訪問日:2005年11月28日


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                 山門

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                 境内

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                 本堂

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              小督局供養塔(左)

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                 要石
       (扇の要にあたり、ここから京都市街が望める)

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              六条・高倉天皇陵


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