衡梅院(京都市右京区) 妙心寺塔頭

京都市右京区にある妙心寺には46ヶ寺の塔頭があり、その一つの
衡梅院は、1480年室町幕府の管領細川政元が妙心寺の中興開山と
いわれる雪江宗深を開山として創建した。
雪江宗深は応仁の乱後、荒廃した妙心寺を再興し、<米銭納下帳>
という帳簿を作成し財政面からの再建を図った。これが<妙心寺の
算盤づら>と呼ばれる遠因になっている。
また、4人の弟子は妙心寺四派の祖となって妙心寺の興隆に寄与した。
この四派の祖と源となった雪江禅師を<四河一源>と呼んでいる。

<妙心寺と塔頭一覧>

(1)寺名:衡梅院(こうばいいん) 
(2)住所:京都市右京区花園妙心寺町66
(3)宗派:臨済宗妙心寺派大本山妙心寺塔頭
(4)開山:雪江宗深 (5)開基:細川政元
(6)開創:1480年 (7)本尊:雪江禅師像
(8)その他
1)雪江宗深の塔所(墓所)
2)方丈(本堂):重要文化財 1604年
3)方丈襖絵:大岡春朴筆 江戸時代中期
4)四河一源の庭:枯山水庭園
5)梵鐘:重要美術品
6)茶室:長法庵
7)通常非公開
8)訪問日:2009年1月26日 特別公開


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                 表門

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                 庫裡

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             <重文>方丈(本堂)

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             <重文>方丈(本堂)

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                茶室長法庵

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                 庭園

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                 庭園


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